2015.08.07 | INFORMATION
この夏オススメのブラジル音楽
大森です。今年は猛暑日が続いた記録を更新したようで、暑くないと夏な感じがしないとか言いつつも暑ければ暑いで文句の一つも出てしまうわけですが、少しでも暑さを忘れられればと思い、爽やかなブラジルの音楽を紹介したいと思います。
まず一人目はDJAVAN(ジャヴァン)ですが、とりあえず一曲目をお聴きください。
DJAVANとの出会いがこのSamuraiだったのですが、世界を列車で旅するとある番組を見ていた時にこの曲がかかり、急いでメモを取りました。耳馴染みのないポルトガル語の響きと素敵な音色のハーモニカに耳を奪われました。一瞬スティービー・ワンダーの曲のようだなと思っていたのですが、よくよく調べたら何とハーモニカを演奏しているのがまさにスティービー・ワンダーだったのです。澄んだヴォーカルにスティービーのハーモニカがとてもマッチしています。他にも名曲はたくさんありますがこの二曲も清涼感と夕焼け空のような切なさを併せ持つ素敵な曲です。
もう一人のアーティストはMIlton Nascimento(ミルトン・ナシメント)です。彼も声質でいうと素朴な印象ですが、何とも言えない表情のあるヴォーカルなのです。そして彼の曲では変拍子が多くアタマが取りにくいのですが、とても自然で滑らかに歌い上げてるのです。
Milton Nascimento― Aqui e o Pais do Futebol
ジャマイカのスカやレゲエの2ビート、ヨーロッパのワルツ、アフリカンもやはり拍子が難しかったり、日本各地の民謡であったり、その土地には根付いた音楽があるんですよね。
Milton Nascimento―Tudo Que Você Podia Ser
この曲では切ないメロディー。
この曲では壮大なバラード。一言でブラジリアンといっても様々なんですね。ブラジルというとサンバやボサノヴァなどを思い浮かべることが多いかと思いますがこんな変化球もいかがでしょうか?