2015.12.15 | INFORMATION

頭皮朝シャンブラッシング

大森です。暖冬を日々実感している今日この頃ですが、乾燥は確実に来ていますね。今回は乾燥も含めた髪のケア【ブラッシング】についてです。
皆さんは意識して髪を丁寧にブラッシングされていますか?絡まった時にとかす方は多いと思うのですが、日常の一部にまではなっているようには見聞きしないのが現状です。
まず、絡まることに関していうといくつかの要因が考えられます。熱や紫外線、薬剤からのダメージやホコリなどの汚れにより絡まってしまう事が多いと思います。僕が思うダメージフローは以下の通りです。

 

・各種ダメージにより表面のキューティクルがはがれ内部のタンパク質が流出。


・流出イコール内部の充分な水分を蓄えきれなくなる。


・弾力が無くなり乾燥する。

・静電気が起こりやすくなる。

・静電気によって絡まりやすくなり、弾力が無いためほどけなくなり結び目が出来、切れ毛や枝毛になる。
といったところでしょうか。

 

初期のダメージのうちにしっかりと保湿し、ダメージを進行させないことがまずは大事だと思います。そしてここでブラッシングの必要性なのですが、絡まりを取ると同時に地肌から出る皮脂を髪に行き渡らせる効果もあるのです。
シャンプーは、必要な分の頭皮の皮脂まで奪ってしまいます。それが充分に分泌されるのには6~8時間必要と言われています。イコール夜シャンプーして朝起きるころには皮脂が分泌されているのですが、それを行き届かせるためにはブラッシングが一番なのです。ちなみに少し脱線すると、つまり朝シャン後は皮脂が無い、いわば裸の状態で外出をしているとも言えるのです。

 

話しを戻すと、傷んで水分が無くなると必然的に静電気が起きやすくなるのですが、それが汚れを吸着させ髪同士が絡まりやすくなる原因なのです。ブラッシングは汗やホコリなどの汚れを落とすと同時に必要な皮脂を行き渡らせる一番効果的なケアなのです。

 

 

様々なメーカーからたくさんのブラシが出ていますが、髪だけでなく頭皮にも優しい素材で出来たブラシをチョイスするといいと思います。たくさん試して自分好みの物に出会えるといいですね!