謹賀新年
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
皆様はどのようにお正月を過ごされましたか?僕はたっぷり家族奉仕することが出来ました。天気も良かったのでお出かけされた方も多かったのではないでしょうか。僕も半日だけ時間をもらって両国の江戸東京博物館へ大浮世絵展を観に行ってきました。今年は趣味を増やそう!というのも目標の一つなので、まずは本物から見てみようと楽しみにしていました。
両国駅の真横、両国国技館の真裏にありました。かなり斬新な作りはこの町の雰囲気の中では際立っていました。
こちらがお目当ての企画展です。常設展の東海道五拾参次は今回は時間が無くて観れなくて次回に持ち越しとなりました。
常設展は上、今回は地下の企画ブースへ。
かなり点数が多く見ごたえ十分でした。江戸初期から明治初期まで、年代を追って展示されていてとても解りやすかったです。本物を間近で見るのは大切だなと改めて気づかされました。近くまで顔を寄せてみないと分からない細工がされていたり、大変勉強になりました。元々は時代の風俗などを量産するために始まったこの浮世絵版画も、その多くは今では貴重で高価なアートとなって海外渡り、今回の為にまた日本へ一時帰国するという、なんとも不思議な旅をしているアートなのでした。
今年は木版画を改めて勉強したいと思い観に来たはずがさんざん打ちのめされてしまいました。何事も基本からコツコツとですね。
帰りにはカタログと便箋数種・ポストカードを興奮しながら購入しました。そしてそれで新年早々にお世話に方にお礼状をしたためることが出来ました。手紙を書くのが好きなので美術館へ行ったときにまとめ買いしておくとこういう時に重宝します。
そして来月は江戸の風俗画からの影響は受けたであろうウォーホル展です。今まで彼やヘリングにはあまり興味が湧かなかったのですがこういう事がきっかけで興味を持ったりするのも面白いですね。木版画ではなくシルクスクリーンではありますが、今から楽しみです。混むんだろうなぁ・・・