2014.04.30 | INFORMATION

大森です。ずっと楽しみだったウォーホル展に先日やっと行けました。6日の火曜日までだったのでギリギリ間に合いました。この日は終わりかけのスギと新たに飛び始めたヒノキのダブルパンチで喉がやられてしまい耳鼻科へ行ったついででした。万全の体調とは言えずゆっくり時間をかけて観覧できませんでしたがそれでも見ごたえのある展覧会でした。

本人も言っているのですが、メッセージを届けるといった意味を持たない作品が多かったように思いました。ただ浮世絵なんかと通じるカルチャーというかいわゆる俗の世界というか、時代の先端を切り開いていったアーティストだったのでしょうね。

それこそギリギリに立って顔を思いっきり近づけて観た作品群は生の感触が伝わってきました。インクのノリとかかすれ具合とか、メッセージを受け取るというより、これはどういうプロセスでプリントしたのかな?とか考えながら展開図をイメージしてみるのが楽しかったです。木版とエッチング以外はやったことが無いのですがシルクスクリーンにもいつかチャレンジしてみたいと思います!